人に貰った1冊の本を、私はお風呂場で読んでいる
いや、本大事にしろよ
私もそう思う、でもリビングや電車では読めない、なんかこれ、この本読んでるのバレたくない
だから絶対1人になれる場所で読むことにしてる
多分もう頻繁には会わないだろうなと思う人にもらったんだけど、そのもらい方も変だった
なんか紛れてた、みたいな
もっと、あげるよ!!みたいな貰い方してたらきっともっとお風呂場じゃなくて、大事に読んでたかもしれない
もらってから3年くらいは経つのにちなみにまだ読み終わっていない
しばらく読み終わらないかも、ごめんね
思えば沢山貰っていた人生だった様な気もする
上京してはじめのバレンタインもバイト先で1番チョコもらってた、もう本当、ロッカーチョコだらけだった、みんなありがとうね
違う、モテエピソードを話したいわけじゃない
今まで、曲を書くときもラブソングという名の、気持ちを大好きを伝えられる曲を作るのは照れ臭かった
でもいつでも伝えたいきっと伝えたい時に伝えることが1番なプレゼントだってことを知ったんだ
ママにもパパにも会うたびにハグしてる、だって次いつ会えるかわからない
いつでも会えてた様な人もいつでも会えるわけじゃないって知って、いつでも大好き!って言える
私で居たくて作ったんだよね
その誰かにもらった本ももしかしたら精一杯のプレゼントだったのかもしれない
人にわがまま言って甘えるのは上手い方なんだろうけど人に何かをあげる時、本当に欲しいのか?とか変なこと考えちゃう(多分本当に恥ずかしいだけ)
だから人に何かをあげるのも伝えるのも22年間生きてきて下手くそ、下手以外の何者でもない
本当は誰よりも幸せを願っているのよ、私
だって、もう会えなくなっちゃった友達にも歌にすればまた会えるかもしれない
今日もまんまるじゃない月を見ながら月が綺麗だなって思うよ